日本の男女格差 過去最低の114位 差別は自覚できない

こんにちはフクりんです!

今日は真面目にいきたいと思います。

こちらなかなかモヤモヤなニュース。

headlines.yahoo.co.jp

 

 2017年版の世界の男女平等度ランキングにて、日本は144か国中114位でした。

 ランキングは教育機会、健康、政治参加、経済活動の4分野で、男女格差や女性の参加率を指数化したもの。

健康は1位、教育機会は74位とまあまあな結果でしたが、政治参加が123位、経済活動が114位と低かったことが響いたようです。

 

まぁ体感としてはわかります。

「女性が輝く社会!」とか言っている時点で「女性が働くことは特別なこと」っていう感じがしますしね。

普通でいいんよ。普通で。

  

でも

「男だって大変なんだ!」

「女を優遇しすぎて女尊男卑になっている!」

という反論も多いのが事実。

 

このような統計で示されていても、「女性差別なんて存在しない!」と言う人も結構います。

  

こういった問題では、

性差による能力差がないのに、政治や経済の分野で台頭する女性が少ない

差別が存在する

と考える人と、

 

性差による能力差があるから、政治や経済の分野で台頭する女性が少ない

差別は存在しない(実力の差だ)

と考える人がいます。

 

この違いはなんなのでしょうか?

 

興味深いのがコチラの実験。

 2003年に、コロンビア大学経営大学院とニューヨーク大学の教授が共同で、ある実験を行った。ハイディ・ロイゼンという実在の成功した女性起業家のケーススタディーを用い、学生のうち半分には「ハイディ(女性)」のまま、残り半分には人名を「ハワード(男性)」に変えて、全く同じ内容を読ませた。

 読んだ後、学生にアンケートを取った。すると男女の学生どちらも、両方のケースに対して「立派な業績である」と評価したが、「ではこの人を好きか」という質問に対しては、ハワードの方が圧倒的に好感度は高かった。全く同じ内容であるにもかかわらず、ハイディに対してだけ「自己中心的である」といった印象で、「自分の部下としては雇いたくない」といった回答が目立ったという。

 繰り返すが、男女どちらの学生からも同じ傾向なのである。「社会的に成功する」ことが、男性では好感度をプラスする方向に働くのに、女性ではマイナスになってしまうのだ。

シェリル・サンドバーグの覚悟とデータ業界での女性の躍進 (2ページ目):日経ビジネスオンライン

 

この実験では、 男性でも女性でも、社会的に成功した女性に対してマイナスイメージをもつ傾向があるということが示唆されました。

 

現実社会で考えると、マイナスイメージを持たれることが女性の労働意欲を低下させることもありえますし、上司が持つマイナスイメージが直接人事考課に影響することもあるでしょう。

優秀な女性にとっては世知辛い現実と言えそうです。

 

「自分は客観的・論理的に物事を見ているからそんな歪んだ捉え方はしていない!」

という方。

そういう人の方が危ないです。

 

こういったバイアスの厄介なところは、

差別している本人が無自覚なところ

 

こういうのって、本当に自覚しづらいんです。

自覚していないからこそ、男性だけが出世する社会を平等な結果だと考え、さらに無自覚な女性差別を助長していくというループに陥りがちです。

  

こういう差別に無自覚な人の方が、冒頭の

性差による能力差があるから、政治や経済の分野で台頭する女性が少ない

差別は存在しない(実力の差だ)

という理屈になりやすいんじゃないかなーと思います。

 

自覚するのは大事です。

 ただし、ここで私が言いたいのは、「差別を自覚しない個人が悪い!」というわけではなく、「人間の思考ってそういうダメなところもあるってことも含めて自覚しよー」ってこと。

 

そういうところから心がけていくのがいいと思うのです。

 

 

この実験結果と関係している事例↓

www.huffingtonpost.jp logmi.jp

 

まとめ

いかがでしたか?

こういった差別は女性差別に限定したものではなく、どんなことにも起こり得ます。

無意識の差別を無くすには、まずは自覚することが大切です。

しかし、差別することを個人の人間性に帰結させると対立構造が生まれてしまいます。

そういうわけで、私は「人間は無自覚に差別してしまう」という認識を持ち、各自が気をつけるほうがいいんじゃないかなー?と思ってます。

 

そう考えると人間ってあんまり頭よくないですよねー。

私も気をつけなきゃ。

 

ではまた♫