【書評】死ぬ瞬間の5つの後悔 幸せをあきらめなければよかった

こんにちは!

今回はブロニー・ウェアさん著「死ぬ瞬間の5つの後悔」を紹介します!

 

著者のブロニーさんは、緩和ケアのヘルパーをしていた経験があり、数多くの患者を看取ってきました。

 

この本には、ブロニーさん自身の半生、患者との思い出とともに、多くの患者が語った「後悔」が綴られています。

 それらの後悔がこちらの5つ。

 

  1.  自分に正直な人生を生きればよかった
  2. 働きすぎなければよかった
  3. 思い切って自分の気持を伝えればよかった
  4. 友人と連絡を取り続ければよかった
  5. 幸せをあきらめなければよかった 

 

 結構ドキッとしません?

 

簡単なようで難しい、当たり前のようで忘れがちなこの5つ。

この本の発売は2012年なのですが、全然古臭く感じないのは、この5つが本質的だからでしょう。

 

私は特に「5.幸せをあきらめなければよかった」が刺さりましたねー。

 

この章にとてもステキなくだりがありました。

 

患者のローズマリーさんという女性は、”自分は幸せになる資格がない人間だ”と思い込んでいました。

そんな ローズマリーさんに「幸せになりたいけれど、どうしたら良いのか分からない」と言われたブロニーさんはこのように答えます。

 

「そう、まずは30分間だけ、幸せなふりをしたらどうでしょう。きっと楽しくて、本当に幸せになれるかも。微笑むという動作をすることで、実際に気持ちが変わるらしいですよ。(中略)

何か素敵なことを言い、必要なら庭の景色を眺めたりしてください。いつも微笑みをたやさないようにしてね」と私は指示した。

(中略)

今なりたいと思う自分になればいいと思ってもらえるように。幸せになるには、意識して努力することが必要なときもある。

 

「自分が幸せになる努力」を怠っている人は多いです。

 

「人のため」「社会のため」を求められることが多いですが、

「自分の幸せ」を求めることは悪いことではないはずです。

 

むしろ、自分に余裕がないと人のことなど思いやれるわけがありません。

 

「自分の幸せを考えること」は、周りの人の幸せにもつながります。

これは当たり前のことなのですが、忘れがちなことでもあります。

そんな忘れがちなことを思い出させてくれる本だと思います。

 

加えて言いたいのは、この本は、ただ死に直面した患者さん達の言葉を紹介しただけの本ではないということです。

 

この本には、ブロニーさんの波乱万丈な半生とその時々の心象過程が丁寧に書かれています。

時に深く悩みながらも自分の人生に真摯に向き合うブロニーさんが、「あるがままの自分」を獲得する過程を収めた本だという見方もできるんです。

 

ブロニーさんのブログ「Inspiration and Chai」では、「死ぬ瞬間の5つの後悔」を出版した後に学んだことが書かれていました。

 

「”5つの後悔”のあとで私が学んだ5つのこと」

  1. 勇気は、夢を現実のものにするための最大のツールです。
  2. 身を委ねることは、努力や強制よりはるかに効果的です。
  3. 夢を実現するためには限界を超えた勝利が必要です。 
  4. セルフケアは人生にとって極めて重要です。
  5. 実生活のつながりは喜びの本質です。

Five Things I Have Learned Since Five Regrets — Bronnie Ware

     (ざっと訳しただけなのでニュアンスが違ったらスミマセン(^_^;))

 

こういうところからも、ブロニーさんが過去の経験を元に”今”を確かに生きていることが実感できます。

 

「後悔しないように生きる」のは難しいことですが、”今”を生きている人すべてが向き合うべきテーマではないでしょうか。

これらの後悔をしないために、自分の幸せを考えましょう!

 

死ぬ瞬間の5つの後悔

 

ではまた♫